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紙管・ボール芯製造

弊社では、紙管・ボール芯の製造・販売を行っております。 0.1mmの精度の自動切断システムで製造しているので、1時間に約300本の製品を作ることが可能です。


紙管・ボール芯とは

  • 「紙管」とは、文字通り紙で作られた『くだ(管)』です。
    通常は内径80mm外形110mmの管です。
  • 「ボール芯」とは、紙を2枚重ねてスパイラル状に巻いて製造され、
    トイレットペーパーの芯やラップ類の芯などに利用されております。

製造方法「紙管」

  1. 再生紙管はテープの残りなどを取ってきれいにします。
  2. 自動切断機に紙管をセットしサイズを入力します。サイズは0.1mm単位(精度)まで設定できます。
  3. 口金を自動圧着機で取り付けます。
  4. 規格検査を全品行います。
  5. 結束機や収納BOXで梱包し出荷します。

精度について

紙管の長さ精度は+-0.5mmまで可能です。

ただし紙管の長さは湿度で変化しますので、製造から2日までしか保証されません。



製造方法「ボール芯」

  1. ボール芯の原紙を紙管に適したサイズにカットします。
  2. カットした原紙をスパイラル機の鉄芯(マンドレル)に設置します。
    シリンダーにかけられたベルトによって圧縮しながら原紙を送り出し巻いていきます。
  3. 規格長さにカットします。
  4. 50本単位で梱包し出荷します。

 


紙管の伸び縮みについて

紙管の長さの伸び縮みは季節によって変化します。冬場の乾燥機は短くなります。

夏場の湿度が高い時期は速い速度(雨が続くと1日1mm)で伸びます。ある程度伸びたところで止まりますが・・・

またこの時期に伸びた紙管(湿度を多く含んだ紙管)は製品になった(紙を巻かれた)ときに巻いた紙に水分を吸収され、縮んでしまうことがよくあります。(巻いた紙の方が水分が少ないため)

紙管は紙でできているため非常にデリケートな製品です。

 

「紙管の長さと水分との関連性について」

紙管の長さ(mm)

785

779

777

775

水分(%)

15.6

11.7

10.1

8.5

測定器 ケット表面水分計